歯を磨く、血圧を測る、禁煙する、日焼け止めを塗るなど、自分の健康のための習慣はすでにいろいろあることと思います。でも、自分の脳の健康を守る習慣となるとどうでしょう。ほとんどの人はおそらく「いいえ。どうすればよいですか?」と答えるのではないでしょうか。

認知症は世界中で約 2,400 万人に影響を及ぼし、現在、その治療薬はありません。ただ、脳の健康を維持し、認知機能低下のリスクを減らすことで、将来的にアルツハイマー病になるリスクを減らすことも可能になります。

健康的な習慣を身に付けることで、認知機能の低下に対して脳が回復力を持つようになるのです。 記憶喪失でもないのに、どうして脳の健康を維持することについて心配する必要があるのかと疑問に思うかもしれません。とくに若くて健康に何の問題もない人はそう感じるでしょう。しかし、肉体の健康と同じように、毎日の習慣は加齢とともに脳機能に大きな影響を与える可能性があります。

脳の健康に直接影響する 6 つの習慣領域があることが科学的に示唆されています。それは、運動、食生活、ストレス管理、社会的つながり、睡眠、脳活です。これらの各領域で健康的な習慣を身に付けることで認知機能の低下を予防し、健康状態を改善することができます。

これらの習慣を一度に全て変えることはとても無理です。またそれこそが、私たちがここでお手伝いする一番の理由です。このライブラリには科学的根拠に基づく記事がまとめてあります。今日から脳の健康のために、小さな一歩を踏み出しましょう。