体重のことをこれまで一度も気にしたことのない人はほとんどいないでしょう。クッキーやお菓子がいたる所にあるような休日を過ごした後、気が付けば数キロ体重が増えていた、なんてことはありませんか? また、残業や子供の世話や両親の介護などで忙しい時は、不健康だとわかっていても、とりあえず食べられる物を口にすることもあるでしょう。

肥満の人は認知機能低下のリスクがあることがわかっています。 では、この 2 つはどのように関連しているのでしょうか? 肥満は心疾患や糖尿病につながる可能性があり、これらの病気はどちらも脳への血流を減少させます。脳は絶えず新鮮な酸素の供給を必要とするため、血流の低下は認知症につながる可能性があるのです。

肥満の中でも認知症との強いつながりがある特定のタイプがあります。内蔵脂肪型肥満は、体幹に ( 胸部、腹部、臀部全体に ) 脂肪がつく肥満の一種です。このタイプの肥満は、皮下脂肪ではなく臓器に脂肪がついています。そのため、糖尿病、脳卒中および心疾患の強力な危険因子となります。また、内蔵脂肪型肥満と認知症との相関性についても多くのエビデンスがあります。

それでは、どうすれば、脳の健康を守るために内蔵脂肪型肥満を予防または変化させられるのでしょうか? MIND (マインド) 食を始めることがオススメです。

MIND 食を主体とした食生活を送るには、自分自身だけでなく家族にも、多少なりとも変化を要するかもしれません。もし、仕事から帰る途中でよくファーストフードや揚げ物を食べる習慣があれば、これは、まず始めに止めるべき習慣です。

ファーストフードは通常、カロリーと飽和脂肪が非常に高く、ある研究では、1 日に 1 回ファーストフードを食べると、1 日に摂取すべきカロリーの約 50% 、脂肪量のほぼ 100 %が摂取されてしまうことがわかりました。ファーストフードを食べた後に満足感を感じるのは、この強烈なカロリーと脂肪量によるものです。

ファーストフードのお店の前をなるべく通らずに済むような通勤ルートに変えたり、ファーストフードが食べたくなったら、代わりに市場に立ち寄ってサラダやりんごを食べるのもいいでしょう。あるいはそこで食材を買い、自宅でお気に入りのファーストフードをより健康的なレシピで作ってもいいでしょう。

上司や義母と一緒に外食しなければならない状況でも、より健康的な食事ができるレストランを提案しましょう。