子供の頃、ホウレンソウを食べると筋肉が付くと言われたことはないでしょうか。
それは間違いではありませんが、みなさんが思っている場所とは少し違うかもしれません。ホウレンソウは、一番大事な筋肉がある場所、つまり、脳の「薬」です。
ホウレンソウや水菜など、すべての葉もの野菜は、認知機能の低下を防ぐのに役立つと言われています。 葉もの野菜を 1 日 1 回以上食べる人は、1 日 1 回未満の人に比べて認知力の衰えの割合が少ないという研究結果もあります。
葉もの野菜には、脳の老化を防ぐと考えられている葉酸、ビタミンK1、硝酸塩、α-トコフェロール、ケンペロール、ルテインなどの重要な栄養素が含まれています。これらの栄養素には「神経保護作用」があるとされています。
ですから、葉もの野菜が苦手でないならば、摂取回数を増やし、少なくとも 1 日 1 回は食事に取り入れるようにしましょう。 苦手な場合は、細かく刻んで、スパゲッティ、スープ、カレー、ラーメンなど、自分が好きな料理に混ぜるというように工夫すれば食べやすくなるはずです。