運動や食生活に関する目標を達成する上で、アプリを上手に活用するとたいへん便利です。アプリはポケットに入っているパーソナル トレーナーと応援団のようなものですね。

これは便利なだけでなく、科学的にも理にかなっています。運動や食生活などの生活習慣の改善にアプリを活用することで、日々変化を実感することが出来るので、まさにうってつけなのです。

栄養アプリを使って食事摂取量を管理している人々を追跡した研究では、やる気、食欲だけでなく、実際により良い食生活を選択する能力が向上したことがわかりました。

やる気を高めるアプリを使った人は、食生活に関する目標を立てることと、それを達成することの両方で大きな成功を収めることも示されました。

なぜアプリが行動改善に役立つのでしょう? それは「自己効力感」と呼ばれる重要な信念が高まるからです。簡単に言えば、自分は目標を達成できる能力がある、という自信です。「やればできる! 」という感覚が高まるのです。あなたのポケットの中の小さなアプリは、健康的な行動へと変える力を与えてくれます。

自己効力感によって人は明るく、自信を持って、前向きな変化を起こすことができます。仮に友人、知人の励ましが無くても、自分の力で改善していくことができます (友人、家族の励ましも、もちろん効果はあります)。アプリを活用して具体的な目標の達成に向けて行動を変え、それを管理することを通じて自己効力感が高まります。

一番大切なことは、習慣改善のアプリに目を向けることで、目標を設定した分野に関する情報を受け取ることかもしれません。これを読むことであなたは生活習慣の改善がいかに有効かということを理解し、正しい選択ができるようになります。ここで学んだことをいかし、今後はもっとうまく改善できるようになるかもしれません。

しかし科学的には、知識を得るだけでは十分ではないのです。知識を活用し、それをアプリ内のツールと組み合わせて実際の変化を起こすには、自分の中でやる気を感じる必要があります。あなたの動機は何ですか? いい思い出をいつまでも残したい、親しい人との会話を続けていきたいなど、どれも素晴らしい動機です。

一人ひとりがそれぞれに動機を持ち、脳ケア アプリを使いはじめました。あなたはどのようなきっかけで認知機能を維持したいと思うようになりましたか? 今感じている意欲をうまく活用して、あなたが始めた生活習慣の改善が長続きするよう、私たちは応援します。