近頃、テレビを観ても、ソーシャルメディアを見ても、人は争う傾向ががあることに気がつくかもしれません。

対立は、もともと私たちの中に組み込まれています。これは、闘争・逃走反応により生み出されるのです。

しかし、喧嘩をすると、ストレスホルモンであるコルチゾールが生成されてしまいます。コルチゾールは、記憶障害や認知機能の低下を引き起こすと言われています。争いを避けることで、生活からストレス要因を減らすことができ、認知能力に影響を与えるほどのコルチゾールを生成せずに済む可能性があります。ですから今後、誰かが口論をふっかけてきても、「右の頬を打たれたら左の頬を向ける」のは、あなたの健康にはとても良いのです。