ボードゲーム、しりとり、トランプ・・・子供の頃は色々なゲームを楽しんだと思います。勝ったときの興奮、負けそうなときの不安感、次の勝負へのワクワク感など、子供の頃の感覚を思い出してみてください。

このような興奮・高揚した感覚によって、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが大量に分泌されます。これは、大人になっても変わりません。また、このような感覚は、脳にも良い効果をもたらします。

友人や家族とゲームを楽しむこと、科学者がいうところの「刺激的な余暇活動」で人とやり取りすることは、「認知症および認知機能の低下から脳を守る要因である」ことがわかっています。

具体的に、何をすれば良いのでしょうか。難しいことではありません。夕食の後でも、友人を誘ってゲームを楽しむだけです。麻雀、トランプなど、何でも構いません。重要なのはどのようなゲームをするのかではなく、他の人たちとゲームをするということなのです。人とのコミュニケーションや勝つために脳を働かせることが、多くのメリットをもたらします。