脳の健康のためには、心臓に良いものは脳にも良いという意識を持つことが重要です。運動によって身体的な健康を維持することは、心血管の健康につながるだけでなく、脳の健康にも役立ちます。

脳は常に酸素やその他の栄養素の供給を必要としています。運動によって、たくさんの栄養素が含まれている血液の循環が促進され、脳に送り出される酸素の量も増えます。また、新しい脳細胞の発達に役立つ、神経発生と呼ばれる生理現象も活発化します。

おそらく、みなさんは、「脳のリフレッシュ」のためのエクササイズを始めていることでしょう。毎日ウォーキングをする、ジムに入会する、ビデオを見ながらトレーニングするなど、方法はいろいろあります。運動する方法を見つけるのは簡単ですが、運動中の休憩のとり方について教えてもらったことがある人はあまりいないはずです。

意外と知られてませんが、良い運動習慣を身に付けるには良い休憩の取り方を知る必要があります。

  • 筋力 (重量) トレーニング中: 1 セット終わったら 60 秒以上休憩してから次のセットに取りかかります。60 秒未満では筋肉が十分に回復しません。

  • 筋力トレーニング後: 筋肉を最も効果的に回復させて成果を得るためには、複数の部位 (脚、腕、腹) の筋肉を1 - 2 日間隔でトレーニングします。

  • 有酸素運動: 毎日してもかまいませんが、慣れていないうちに頑張り過ぎるとケガをすることがあるので、徐々に身体を慣らすようにしてください。

  • 筋肉痛の場合: 運動の後に筋肉痛になるのはよくあることです。筋肉痛は何か新しい運動で筋肉を使った証拠です。ほとんどの場合、筋肉痛は 2 - 3 日でおさまります。何日も続く場合や、あまりにもひどい場合は、次回から運動の強度や時間を減らすことをお勧めします。

運動を楽しみましょう。