運動が身体に良いことは誰もが知っていますが、質の高い眠りにも効果があることを知っていますか? ここで言う「運動」とは、息があがり大量の汗を流すようなトレーニングではありません。1 日 10 分ほどの有酸素運動(近所を散歩したり、自転車に乗ったりするような簡単な運動)で眠りの質を大きく改善できます。

いつ散歩したら良いでしょうか? 日中に体温がわずかに上がり夜間に下がることが眠けを引き起こすので、早朝や午後の散歩をおすすめします。ジムでウォーキングマシンを使う代わりに外を歩いたり、自転車に乗ったりできるなら、なお良いことです。眠りを助ける太陽の光を浴びるだけでなく、外の空気を吸いながら移動することで脳内に新しい神経の結び付きを促すことができます。

10 分間の散歩や自転車に乗る時間を作ることが難しいとしても、心配いりません。オフィスやショッピングセンターでは、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使いましょう。駐車場では、入口から遠い場所に駐車しましょう。電話は歩きながら話しましょう。会議室で座って話し合うのではなく、歩きまわりながらミーティングを行いましょう。 このような「ながら運動」はさまざまな方法で行えるので、ぜひ毎日の生活に取り入れて、眠りの質を改善しましょう。